Amazonが進む先
Amazonと言えばだれもが知るEC業界の巨人でしょう。今回はそのAmazonの米国における最近の動きを基に、目指しているものが何か考えてみたいと思います。先ずは数字の確認です。米国AmazonのIRサイトにおいて2022年2月3日(※以降記述する日付は全て現地時間)に公開された2021年の決算発表を見てみましょう。米国での売上は279,833百万USD(34兆9,791億25百万円...
View ArticleEC人材に関する多面的考察
事業者間での差異はあるものの、概ね国内のEC市場は堅調と思われます。このペースだと2023年には日本でもEC化率が10%を突破するでしょう。とすれば、産業界におけるEC業界の位置付けも格が上がってきます。事業運営にはヒトの力が重要ですので、EC業界における人材のあり方が今まで以上にクローズアップされると思います。JECCICAはECのスペシャリストやコンサルタントを養成するプログラムを提供し、EC業...
View Article伸びるEC、その成熟の過程を考える
ECはまだ伸びるのか 最近ご質問をお受けする中でよく聞かれるのが、『ECはまだ伸びますか?』です。なかなか一言でお答えしにくいご質問ですが、EC化率を見ればまだまだ伸びる余地はあるのでしょうね。2020年のEC化率は8.08%でした。 経済産業省「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」2021年7月) BtoCのEC化率 2013年 3.85% 2014年 4.37%...
View Article楽しく誰にも分かるマーケティング:Vol㊿「ABS経済圏」を創造してライフシフトを実現!
年上世代の本質は分からない 私が今でも楽しみにしてるディスコ通いで、一つだけ少々不満に感じることがあります。それは若い従業員の方の笑顔が少ないことです。しかし彼らの気持ちを考えればそれも致し方ないことです。親子ほど年齢が離れた男女を見て、中にはしらけた印象を抱くのも無理はありません。でも本来はディズニーランドのように、キャストとスタッフがともに笑顔で楽しめる空間であると嬉しいと思うのです。...
View Articleリアルの商業施設はもっとニッチに?
カメイドクロックが地元密着なワケ 先日、東京・亀戸に新たな商業施設「カメイドクロック」がオープンするのに合わせて、プレス内見会に行ってきた。そこで思ったのは商業施設然り、出店する企業然り、従来の考え方とは違ったニッチな発想が必要だという事だった。...
View Articleネットショップの教科書99 新しい形の会議スタイル 「ハイブリッドミーティング」
最近、「ハイブリッド結婚式」と言う言葉を耳にしました。ガソリンエンジンとEVの異なる駆動エンジン 2種類を搭載した車を「ハイブリッド車」と言いますが、「ハイブリッド結婚式」とは何でしょうか?...
View Articleハイブリッド型Eコマース
今までのレポートで何度かご紹介したことがありますが、オンラインで注文して店舗で受け取る”Buy Online, Pick Up in Store -BOPIS”は、消費者にかなり浸透してきております。最近では、写真にあるように、大手百貨店でもかなりのスペースをこのピックアップ用に確保し、さらにはピックアップした衣服をその場で試着できるようにもなっています。...
View Article買わない事で収益を上げる?
お試し需要で躍進するレンティオ 人が興味を持てば、皆、全員、買うというわけではありません。でも、商取引が多様化していて、そこに躊躇する人を取り込んで収益につなげる企業が出てきました。 先日、僕が話を聞いたのが「レンティオ」です。要は、家電のレンタルですが、そこには名だたるメーカーが名を連ねています。レンタルだからこそ、それだけのブランド価値ある商品を「低価格で」提案しています。...
View Articleネットショップの教科書100 リモートミーティングをスマートに配信する実戦法 「zoomミーティングをYouTube配信」
今般のコロナ禍をきっかけに、在宅ワーク、オンラインミーティングなどZoomを利用したリモートミーティングが盛んになりました。会議やミーティング、セミナーを記録としてのこす録画機能はZoomにあります。Zoomの録画機能は、ローカルパソコンに保存、クラウドに保存のいずれかを選択できますが、保存容量が徐々に膨大になること、Zoomでは会議人数制限があること、ネット接続環境により録画画質が不安定なことなど...
View ArticleライブストリームEコマース
1年ほど前のレポートでもご紹介したことがありますが、ライブストリームを活用したEコマースは、パンデミックにより消費者の購買傾向がよりデジタル化していることに伴い新たなトレンドとなりつつあり、今後成長する分野の一つと考えられます。Bizrate...
View Articleデザインにお金かけられるか?試される企業価値
「デザイン コスト」とか「デザイン 費用」でググるととても悲しい検索結果が出ます。 「デザインコストのカットの方法」とか「余計なコストをかけないデザイン制作」など企業はいかにコストをかけないで「ちょっとカッコいいデザイン」を手に入れようとしているかといいう悲しい現実を感じます。...
View Article長引く円安対策に、越境ECのテストマーケティングを
先日福岡出張の際に某モールで白いスニーカーを購入し宿泊先ホテルへ送付しました。チェックインして開封してビックリ!差し色が左右で違うではありませんか!商品名に「左右色違い」の記載もなく出荷時にトラブルがあったのでは?と思い店舗へ確認すると『そういう(左右で色が違う)商品』とのこと。 スマホで商品画像を確認すると、たしかにその通りでした。 老眼ユーザーにわかりやすい商品画像にしてほしいです。...
View Articleキッカケづくりが企業躍進のキッカケになる
多くの人はきっかけを求めている 今を生きる人たちの多くは「きっかけ」を探しているのだと思います。逆に言うと、今躍進している企業のビジネスは、その「きっかけ」をうまく取り入れている様にも感じます。...
View Article楽天サーチのアルゴリズム、ヤフーの優良配送の対応とは?
「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律」が令和3年5月27日に成立し、6月3日に公布されてから約2年が経過しました。その間、楽天市場では、トップページの下部に「プラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する取り組みについて」というリンクが掲載され、「楽天市場の商品検索における検索順位の決まり方について」の内容が公表されております。...
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