楽しく誰にも分かるマーケティング:Vol.71 【新しい時代のリサーチの在り方とは?②】
調査結果は理解出来るが自身が魅力を感じない? 前回のコラムで、定量調査は「実態把握型」なのに対して、定性調査は「インサイト探索型」であり、顧客のインサイトから「チャンスの芽」を導き出すことは、大規模なアンケートやビッグデータの分析からは、導き出すことは難しいとお伝えしました。今回は私が関わった仕事で、興味深いお話をお伝えしましょう。...
View Articleスタッフは専門家であり、企業価値を底上げする礎である
人間的要素が強いからこそ・・・ 昨今、ECは人間的要素が強くなりました。それで改めて気づくことは、人は何かしらの専門家になれるということ。企業はスタッフを通じて、今こそ、そういう人間的な側面に配慮し、専門性を育んでいくことで、企業価値を底上げしていけるでしょう。 少し前、僕は、ユナイテッドアローズの販売員、仲希望さんに直接、話を聞く機会がありました。彼女は「STAFF OF THE YEAR...
View ArticleJECCICA9月セミナー 0から立ち上げたファッションブランドが、100%自社ECで5年で年商20億に至った道のり 市原明日香さん登壇
JECCICA9月セミナー 0から立ち上げたファッションブランドが、100%自社ECで5年で年商20億に至った道のり 市原明日香さん登壇 ■目的 モデラート株式会社 代表取締役 市原明日香(いちはら あすか)さんの女性ならではの視点とは? 売らない接客から顧客基盤をどのように構築しているのか?自社ブランドの構築方法などをこのセミナーで学びたいと思います。 ■対象者 – 女性経営者の視点を学びたい方...
View Articleドローンによる配送
最近、フードデリバリー先駆者のドアダッシュと、ドローン配送サービスのウィングが、アメリカでドローンによる配送パートナーシップを開始すると発表しました。まずは、バージニア州のある地域で、ドアダッシュから注文されたハンバーガーチェーンのウェンディーズの商品配送が対象となります。ドアダッシュとウィングは、2022年にオーストラリアでドローン配送パイロットプログラムを開始し、1年以上にわたり数万人の顧客にサ...
View Article令和6年度 新設された補助金情報
.post table tr:nth-child(even){ background-color: #fff;} 今回は令和6年度に新設され、すでに公募要領が公開された補助金の情報です。 中小企業省力化投資補助金について...
View Articleハラカド、リアル商業施設「変貌」の曲がり角
掘り起こす銭湯の価値 デジタルの浸透の影響なのでしょうか。東急プラザ原宿 「ハラカド」に行って、感じたのはリアル商業施設の考え方の変貌。同所は4月17日にオープンしたばかりで、(原稿の執筆時点では未開店)そのプレス内覧会に、僕は訪問したのです。...
View Article「やられた!」 2024年4月を一言でまとめるとすると、これにつきます。
「やられた!」 2024年4月を一言でまとめるとすると、これにつきます。 過去何回か本誌でもアナウンスしましたが、Gmailが「2024年からメールの規制を厳しくするよ」と発表し一部の界隈では大騒ぎとなっているなか、受信側であるGmailや各メール関連サービスが不穏な動きをするようになっています。例えば、Gmail自身の誤判定、Microsoftの過剰ブロック、iCloud...
View Articleダイナミックな価格設定
世界で7,000店舗以上展開しているファーストフードハンバーガーチェーンのウェンディーズが、時間帯により価格が変わる”ダイナミックプライシング”を2025年から導入テストすることを発表したことが話題になっています。飲食業界では、価格はメニューに記載されており、そのメニュー変更にスタッフの多大なる手間がかかるうえに、変動価格への顧客のネガティブな反応も考えられることから、ダイナミックプライシングの普及...
View ArticleTemuやSHEINに対抗できる国内EC事業者の販売戦略とは?
昨今のニュースでも度々取り上げられるTemuとSHEIN。世界的に利用者を急激に増やしていますが、アクセス解析サービスで調べる限り、楽天市場を利用するユーザーの多くもTemuやSHEINを利用しており、大手モールの売上への影響も大きくなりつつあります。SHEINは、主にファッション系のアパレル商材、Temuは、ファッションだけではなく、雑貨や小物、家電など幅広く取り扱っていますので、モール出店者にと...
View ArticleChatGPTを使ってみよう!第1弾
今回から、ChatGPTについてお話していきます。日本ではまだ7%の方しか使っていないと言われているChatGPTを代表する生成AIですが、技術の進歩が激しく、ここまで出来るんだ!というのが毎週のように起きます。とは言っても最先端だけが生成AIの良いところでは有りません。ECですぐに使えるのです。人手不足が叫ばれる中、生成AIを使わない手は有りません。ひとりでECをやっている方も複数でECを行ってい...
View Article時代の変化にEC事業者はどう順応していく必要があるか
コロナ渦が収束の方向である現在、EC業界そのものと業界を取り巻く環境においてとにかく感じることは、「今までにないスピードの変化」です。圧倒的なスピードで業界そのものが大きく変化している状況であると考えます。 チャレンジ時代から攻略する時代へ...
View Article圧倒!体制を整える前でも、まずやってみるという中国勢の勢い!
先月号では、中国系ECプラットフォームの今後の伸びが気になるなどというのんびりした記載で締めてしまいましたが、2024年2月27日の日本経済新聞の記事で、中国系ECプラットフォームの1つTemuの1月度の日本における月間利用者数が1550万人にまでのぼり、国内総合EC大手3社、Amazonショッピング、楽天市場、Yahoo!ショッピングの平均利用者数(約2970万人)の52%に達したという記事が掲載...
View Article楽しく誰にも分かるマーケティング:Vol.72 34年ぶりに変わったマーケティングの定義
日本マーケティング協会がマーケティングの定義を刷新 日本マーケティング協会は、戦後復興から経済の成長期に入ろうとする昭和32年に設立され、産学協同の下に、マーケティングの理論と技法の研究、教育、普及に努めてきた公益社団法人です。その日本マーケティング協会が実に34年ぶりに「マーケティングの定義」を刷新しました。 1990年に規定された定義...
View Article韓国を上手に料理して自分のものにすべき?
日本で影響力が高まる韓国 昨今、韓国の影響力が高いことを痛感します。それはビジネスでも、商品のトレンドでも。だからこそ、それを上手にどう調理できるかが重要なのだとも思います。...
View ArticleChatGPTを使ってみよう!第2弾
今回は、ChatGPTで商品ページの説明文を作成してもらいます。米国のECではスペックだけを入力して、商品ページの説明文はAIで作成して、効率をかなり上げています。チェックの時間は必要ですが、確実に検索にも強いページを作成できますので、売上にも貢献しているということです。このような結果からAIで説明文を作成するEC企業が続出しています。AIで作成すると、日本語だけでなく英語もフランス語も中国語もサラ...
View Article【2024年版】厳選!サイトの機能UP!オススメWordPressプラグイン26選
日本・世界で最も人気のあるコンテンツ管理システム(CMS) WordPressは、コンテンツ管理システムWebサイトの62.8%で使用されています。これはインターネット上のすべてのウェブサイトの43.3%です。(W3Techs 2024/4/20より引用) https://w3techs.com/technologies/details/cm-wordpress/all/all...
View Article楽しく誰にも分かるマーケティング:Vol.73 ジェンダーレスの次は「エイジレス」
「消齢化社会」とは何か? 博報堂生活総合研究所は、昨年「消齢化社会: 年齢による違いが消えていく!生き方、社会、ビジネスの未来予測」という書籍を発売し「消齢化社会」という考え方を発信しています。...
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